おはようございます!チカラもち北海道店です!

ある日ふとエコキュート周りを見ると、
「…あれ、水たまりができてる?」
「もしかして、配管から水漏れしてる!?」
そんな場面に遭遇したら焦りますよね。
でもご安心を。必ずしも重大な故障とは限りません。

今回は、エコキュートの配管から水漏れが起きる原因と、
その対処法をわかりやすく解説します。

水漏れ=すぐ故障とは限らない!

まず最初に知っておいてほしいのが、
「水漏れ=即トラブル」ではない場合もあるということです。

エコキュートはお湯を貯めたり、圧力を調整したりする構造上、
ある程度の排水が発生する仕組みになっています。

つまり、「漏れてるように見えるけど正常な排水だった」
なんてケースもあるのです。

【原因①】ドレン排水(=正常)
ヒートポンプユニットの下あたりから水がポタポタ垂れている場合、
それは「ドレン排水」といって、結露した水分を外に出す正常な現象です。

•特に夏場や湿度の高い時期に多く見られる
•クーラーの室外機と同じ仕組み
→ この場合は放置してOK。心配なし!

【原因②】逃し弁(安全弁)からの排水(これも正常)
貯湯タンクには圧力を逃がすための「逃し弁(安全弁)」があります。
お湯を沸かした際に内部の圧力が高まると、
ここから自動的に少し排水される仕組みです。

•貯湯中や使用後に水がポタポタ出る
•タンク下部の配管から出ていることが多い
→ これも正常な動作。問題なし!

【原因③】配管の劣化・ゆるみ・破損(要点検)
次に疑うべきは、配管そのもののトラブルです。
•ゴムパッキンの劣化
•ナットの緩み
•配管のひび割れや凍結による破損

特に、10年を超える機種や寒冷地での使用は要注意。
漏れが常に続いていたり、水圧が不安定だったりする場合は、
修理や部品交換のサインかもしれません。

【原因④】凍結・寒冷地のトラブル
冬場に多いのが、配管内部の凍結→膨張→破裂→水漏れという流れ。

•特に外気に触れる部分が凍結しやすい
•一時的に水が出なくなった後、急に漏れ始める
→ 凍結対策(保温材巻き・ヒーター使用)が重要!

【対策】水漏れを見つけたらこうする!
1. まずは水の出所をチェック
→ ヒートポンプ下 or 逃し弁なら「正常排水」の可能性大

2. 明らかに勢いよく漏れていたり、長時間続く場合
→ すぐに給水バルブを閉めて、メーカーか施工業者へ連絡

3. 応急処置としてタオルやバケツで一時対応
→ 漏電や床の腐食を防ぐため、濡れた状態は避ける

【予防】定期点検と凍結対策を!
水漏れを防ぐには、定期的な点検とメンテナンスが最も効果的。
特に冬前には、
•配管の保温材チェック
•凍結防止ヒーターの確認
•周囲の落ち葉やごみの掃除
などをしておきましょう。

焦らず見極めが大事!

エコキュートの水漏れには、
•正常な排水
•メンテナンス不足や老朽化による異常
の2種類があります。
まずは水の出どころを確認し、焦らず対応しましょう。

そして、不安な場合は迷わずプロへ相談を。
初期対応が早ければ、大きな修理になる前に防ぐこともできます。

「水漏れかな?」と思ったら、この記事を参考に、
落ち着いて対処してみてくださいね!

エコキュートに関する疑問やご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください★