おはようございます!チカラもち北海道店です!
近年、集中豪雨や台風による水害が増えてきましたが、
皆さんは「エコキュートの水害対策」、ちゃんとできていますか?
特に寒冷地仕様のエコキュートは、
一般タイプとは構造が異なるため、注意点も少し変わってきます。
今回は、大雨の前後にやっておくべき基本的な対策と、
寒冷地仕様ならではのポイントについてご紹介します。
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寒冷地仕様のエコキュートとは?
寒冷地仕様のエコキュートは、寒さによる凍結や雪に対応するために、
• 配管の凍結防止ヒーター
• タンク内の保温強化
• 自動凍結予防運転
などが備わっており、冬でも安心して使えるように設計されています。
ただし、構造が複雑になる分、浸水や漏電のリスクも高くなるため、
しっかりと対策をしておくことが大切です。
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寒冷地仕様の大雨対策ポイント
1. ブレーカーは早めにオフ
大雨で浸水の恐れがある場合は、早めにエコキュートのブレーカーを切ってください。
特に凍結防止ヒーターは通電していることが多く、漏電の危険性があります。
2. 設置場所の排水確認
寒冷地では建物の基礎が高めに設計されていることが多いですが、
屋外設置の場合は排水不良により水が溜まりやすいことも。
雨どいや排水路が詰まっていないかチェックしましょう。
3. 配管まわりの確認
断熱材の巻かれた配管部分は、長時間の浸水で保温材が水を吸ってしまい、
後々凍結の原因にもなります。事前に防水テープなどで補強しておくと安心です。
4. 停電時は自動凍結防止運転に注意
エコキュートの寒冷地仕様は、気温が下がると自動で凍結防止運転が作動しますが、
停電になるとこの機能が使えなくなります。
長時間の停電が予想される場合は、水抜きや配管の排水など、
寒冷地特有の「凍結対策」も必要になります。
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浸水してしまったら…
浸水後に無理に運転を再開するのは危険です。
感電や火災の恐れがありますので、必ずメーカーまたは設置業者に相談してください。
また、寒冷地では浸水後の気温低下による
配管凍結のダブルリスクもあるため、点検と修理は早めに行いましょう。
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大雨や台風の多い季節は、寒冷地仕様のエコキュートにも「雨+寒さ」両方の対策が求められます。
万が一の浸水に備えて、日頃からの点検と、いざというときのブレーカーオフを習慣にしておくと安心です。
エコキュートに関する疑問やご相談があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください★